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独学1発合格におすすめテキスト2選(1次対策編)インテリアコーディネーター試験

インテリアコーディネーター資格を独学で勉強するのにどのテキストがおすすめですか?本屋さんに行ってもあまり売ってなくて悩んでいます。

初学者にはハウジングエージェンシー発行「合格教本・上下巻」がおすすめです。

資格試験の勉強を始めるとき実はテキスト選びが重要だということをご存じでしょうか?

テキストなんて何でもいいんじゃないの~?

そんな風に思って適当にテキストを買うと「説明が不十分で分かりにくい…」「ネットで調べてみよう…」なんてことが起こり、勉強時間が余分にかかってしまうことが起こります。

ICナビでは通信講座3社、独学テキスト15冊を実際に購入し中身を比較検討しました。中身を見て本当にオススメできるものだけをご紹介します。

この記事では1次試験対策のメインテキストを紹介していますが、試験対策には他に問題集や予想問題も必要です。どのシリーズで揃えたらいいか?などこちらの記事で解説していますので是非チェックしてください。

《関連記事》独学テキスト1式コレを買えばOK(1次試験~2次試験)完全攻略

これを読めば独学テキスト選びを迷いなく進めることができます。テキスト選びに時間を掛けずに勉強をスタートして、他の受験者さんと差をつけちゃいましょう!!

インテリアコーディネーター試験に1発合格したい方は、試験概要から教材選び、勉強方法まで1連の流れが分かるちらの記事を読んで合格まで最短距離を歩みましょう!

《関連記事》未経験でも大丈夫!インテリアコーディネーター試験合格徹底ガイド

独学合格でおすすめのテキスト2選

今回紹介するテキストは下記の2つです。

概要

合格教本

合格テキスト
出版社ハウジングエージェンシー町田ひろ子
インテリアコーディネーター
アカデミー
サイズA5B4
ページ数310P ×2冊410P
重さ約500g ×2冊約890g
ページ構成見開き1ページ完結見開き1ページ完結しない
カラー2色2色
図解イラスト豊富写真・イラスト豊富
暗記用赤シート非対応対応
見やすさ
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
分かりやすい解説
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
勉強の続けやすさ
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
問題の収録量
(1 / 5.0)
(1 / 5.0)

もう、15年前の話になりますが…
私は合格教本で勉強し合格しました!
それくらい歴史と実績があるテキストです

では、早速詳しい内容を見ていきましょう!

【第1位】らくらく一発合格!インテリアコーディネーター1次試験 合格教本 上下巻

合格教本の評価を一覧にしました

合格教本はインテリアコーディネーター合格実績スクールNO.1のHIPSが監修しているテキストで、資格試験対策36年間の合格のノウハウを全力投入した最強の1次対策テキストとうたっています。

実際にこのテキストを使用している受験者も多く、メルカリなどのフリマアプリでも「このテキストで合格しました」と数多く出品されている定番のテキストです。

良い点・残念な点のまとめ

良い点・残念な点をまとめると以下の通り。

良い点
解説が丁寧で初学者にも分かりやすい
・すべてのキーワードにふりがなが付いている
見開き1ページの構成で勉強がしやすい
・重要度や項目のレベルが記載されている
・2冊に分かれているため持ち運びやすい

残念な点
・2冊に分かれているためコストが掛かる
暗記用赤シートに対応していない
・イラストが一部シンプルなところがある

良い点:初学者に分かりやすい解説

何と言っても、「合格教本」の魅力は分かりやすい解説です。

インテリアコーディネーター資格の内容は建築用語など初学者にはとっつきにくい内容が多く出てきて勉強が止まってしまう事があります。

「合格教本」は全てのキーワードにふりがなが付いていたり、わかりやすく言葉をかみ砕いて説明していたりと初学者に優しいテキストになっています。

自分で用語の意味などを調べる必要がなくなり、スムーズに勉強を進めることができるでしょう。

残念な点:赤シートに対応していない

暗記用赤シートに対応していないのが、最も残念な点です。

どれだけ必要な項目を暗記できたかが勝負になる1次試験において、暗記用赤シートが使えないのは非常に残念です。問題集などを活用して暗記作業を進めていきましょう。

「合格教本」の評判・レビュー

「合格教本」のAmazonのレビューをいくつか紹介します。

こちらのシリーズをベースで勉強しました。
解説わかりやすいし、要点も押さえてある。
これと過去問でほぼ試験範囲はまかなえる!

わかりやすく丁寧に書いてあり内容がすぐに入ってくるので非常に良かったです。

端折っている内容。教科書の方が良いかも。

分かりやすい反面、内容を端折っているのではというマイナスのコメントもありますね。

あくまでも合格を目指す(満点ではなく合格点を取る)ためのテキストですので、試験勉強を通じてインテリアの知識をきちんと付けたいという方は公式テキストを購入した方がいいかもしれません。

分かりやすさ重視なら「合格教本」!!

内容が端折っているというレビューもありますが、

細かい内容まで網羅していると初学者は途中で勉強が嫌になり挫折してしまう可能性があります。満点を目指す、まずは合格点(75%)を目指す気持ちで取り組むのがよいでしょう。

試験対策36年間のノウハウを詰め込んだハウジングエージェンシーが出版している「合格教本」は分かりやさ・勉強のしやすさ、独学合格者の多くが利用しているという実績、どの点をみても、すべての初学者にオススメできる1番のテキストです。

《関連記事》合格教本の詳しい中身を知りたい方コチラ
【レビュー】合格教本の中身検証(分かりやすい解説が魅力のテキスト)

【第2位】インテリアコーディネーター合格テキスト

インテリアコーディネーター合格テキストの評価を一覧にしました

「インテリアコーディネーター合格テキスト」は15,000人以上の卒業生を輩出しているインテアコーディネートの専門学校「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」が監修しています。

専門学校の現役講師陣の視点で解説されており、資格対策だけでなく実務にまで使える実践的な内容まで含まれています。

良い点・残念な点

良い点・残念な点をまとめると以下の通り。

良い点
写真・イラストが豊富で分かりやすい
・暗記用赤シート対応で暗記作業がしやすい
・重要度の記載がありメリハリのある勉強ができる
・試験対策だけでなく実務でも使える情報がある

残念な点
対応する問題集が販売されていない
・1冊が重く持ち運びに不便
・文章での説明が省略されていて、図表のみで解説の部分がある
・誤字・脱字がある

良い点:写真・イラストが豊富で見やすい

町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー監修の「合格テキスト」の一番の魅力は写真・イラストの多さでしょう。特に建築とインテリアの歴史の章では本当に写真が充実していて、ただ文章で勉強を進めるのと比べ格段に理解度が上がります。

歴史の章以外でもこのテキストに載っている写真やイラストは質が高く、特にイラストは丁寧に書き込みがされていて非常に見やすいものとなっています。

その他にも暗記用の赤シートに対応しているので、隙間時間に暗記作業を進めるのに便利です。

残念な点:対応する問題集がない

このテキストの1番残念な点は対応する問題集が販売されていない事です。テキスト自体の問題ではないのですが、目的はあくまでも「試験に合格すること」と考えると問題演習は必須の勉強です。特にインテリアコーディネーターの1次試験は暗記が勝負の試験なのでテキストでインプット中心に勉強するよりも、ある程度テキストを読んだら問題演習を繰り返し行い、できなかった部分をテキストで復習するという勉強方法が有効です。

問題集は別の出版社のを使えばいいんじゃないですか?

もちろん、勉強はできますが。単元の構成(勉強する順番や範囲分け)が違うため非常に勉強しにくいです!!

問題集は多くの方がハウジングエージェンシーが出版している問題集を購入するでしょう。

町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー監修のテキストとハウジングエージェンシー出版の問題集では、単元の構成(勉強する順番)が大きく違います

テキストで勉強した内容が問題集ではどこにあるのか?を探しながら勉強するのは非常に効率が悪いし、学習漏れの可能性も出てきます。

テキスト自体は素晴らしい内容なので、対応する問題集がないのが本当に残念です。

「合格テキスト」の評判・レビュー

「合格テキスト」のAmazonのレビューをいくつか紹介します。

色がついていて、文字ばかり詰まっている本を見ると頭が痛くなる方だったので見やすいと思いました。大事な言葉に色分けされてるのも、勉強する上でわかりやすいです。

これ一冊で一次試験一発合格しました!分野別に写真やイラストもあり分かりやすいと思います。自分は仕事でインテリアに携わっているため、この一冊で十分でしたが、初心者や学生の方は更に過去問は必須です。

内容全体に関してはハンドブック上下と比較していませんし、まだ読み進めたばかりで何とも言えませんが、読み進めたばかりでも誤字が目立ちます。一般知識でも分かる誤字が多いとなると、専門用語等の誤字もあるのかなと少し不安には思います。

写真が多く見やすい・分かりやすいというコメントに加えて、誤字が多いというマイナスのコメントが多数見られました。こちらのレビューは第1版(2019年発行)ですが、第2版(2021年発行)ではだいぶ改善されたと聞きました。けれど、すべてが改善されてはいないようなので注意が必要です。

細かい点が気になる、不安になると気になって仕方ないという方は「合格テキスト」はやめておいた方がいいでしょう。

モチベーション重視なら「合格テキスト」

インテリアコーディネーター試験勉強において不可欠なのがモチベーションの維持です。モチベーションの維持を重視するなら、町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー監修の「合格テキスト」を選ぶとよいでしょう。

「合格テキスト」は写真・イラストが充実していて分かりやすく、表紙やカバーを外したテキストのデザインもオシャレです。中身のレイアウトも洗練された印象を受けます。勉強と直接関係ない部分ではありますが、モチベーションを保つのに一役買ってくれるでしょう。

また、内容が実務を意識したところがあるため、資格取得がゴールではなく取得後インテリアコーディネーターとして働きたいと思っている方には有益で、未来を想像しながら勉強するのはモチベーションアップにつながるでしょう。

「合格テキスト」は文章ばかりのテキストでは気分が落ちてしまう方、実践でも役立つ知識も身に付けたい方におすすめです。

対応する問題集がないのでその点だけ注意しましょう。

《関連記事》町田ひろ子アカデミー監修・合格テキストの中身を詳しく知りたい方コチラ
【レビュー】合格テキスト中身検証(写真・イラストが豊富で見やすいテ

1発合格を目指すなら通信講座も検討しよう

お金も掛かるし独学で合格できそうなので通信講座は考えてません!!

1次試験は独学で問題なく合格できますが、2次試験はそんなに簡単じゃないんです…。

2022年Instagramを通じて他の受験者さんがどんな風に勉強されているのか見てきました。独学で勉強している方は2次試験勉強中に…

独学だと何から練習すればいいのか分からない。

これで合っているのか分からなくて不安。

結局スクールに通うことにしました。

こんな声が多く聞かれました。みんな2次試験の製図の勉強で壁にぶつかります。せっかく1次試験を合格したのですから2次試験も合格して早く試験勉強生活から解放されたいですよね。

学習方法・教材を選ぶ時は、2次試験まで想像して選びましょう!

通信講座は高いと思われがちですがそんなことはありません。独学でも必要なテキスト・問題集を1式購入すると3万円程度掛かります。通信講座はおよそ6万円なのでその差は3万円です。3万円の差で…

・分かりやすいテキスト

・講義動画

・いつでも質問できる環境

・5~7回の製図・論文の添削指導

これらが付いてきます。プラス3万円でこれらのサービスを受けられるのは本当にお得です!

通信講座は全然考えていない!という方も1度どんな通信講座があるか見てみて下さい。やってみてもいいかも…と考えが変わるかもしれません

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